【多摩中国語講習会の歩み】

多摩中国語講習会(多摩中)は 1969 年、立川市で発足しました。
中国語を学び、中国に親しみたいと願う有志が集まり、講師をお願いして
半年を 1 期として教室を自主運営して 100 期、2019年 3 月末で 50 周年を迎えます。

発足当時は、まだ日中の国交回復以前、中国では文化大革命中という時期で
日本では一般には中国に親しむという意味での関心がそれほど高い時期とは言えませんでした。
立川周辺に中国語教室というようなものも存在しなかったこの時期に
中国語を通して中国を学びたいという強い意志に支えられて、多摩中は船出をしたのです。

やがて 1972 年には日中の国交が正常化。世の中国熱や中国語学習熱も高まり
多い時には1期 70 人、平均的にも 40~45 人程度の会員(受講生)を抱えて
毎期6~7のクラスを運営してきました。
100 期を通算すると、のべ 4~5000 人の会員が在籍したことになります。
中には、10 年、20年と長きにわたる会員も多数います。

会員が運営を担いながら、市内での数回の引越も経て、2007 年からは現在の「五十番」店舗4 Fに
教室を設置しています。

会員の中にはその後さらに学習を深めるために中国に留学したり、また、中国関係の仕事について
日中を行き来するようになった人、住み着いた人もいます。
また、国内にあっても、専門の語学学校に通ってさらに研鑽を深めたり、中国関係の翻訳を楽しんだり
最近はネットなどで中国の友人との交流を楽しんだり、中国の映画やエンターテイメントを楽しんだり
もちろん旅行にも出かけたりと、さまざまな形で中国語を糧として過ごしています。

そのような活動が認められ、1991 年には日中学院創始者でもある
中国語学者倉石武四郎氏を記念して創設された「倉石賞」(第 3 回)を受賞しました。

さらに、2000 年代には、懸案であった入門・初級・初中級のカリキュラム整備を行い
独自の教科書『中国語を話そう』シリーズ(3 冊)を発刊しました。
2010 年からはこの教科書を使い、入門に参加した会員が、同一曜日
原則として同じ講師で 1 期ごとに初級、初中級と進級する形で勉強を続けられるようにしてきました。

また、それ以前から各クラスごとに中国語で発表をするというような機会はあったのですが
この頃からクラスを越えて演劇などを作ったり
音楽活動をしたりというような課外活動も行うようになりました。

特に講読クラスの有志を中心とした翻訳研究会の発足と翻訳作品の発表
中国語圏映画を見る会・電影倶楽部の活動などは記憶に残るところです。

2011 年には NPO 法人「多摩中央交流相談センター」を設立し
中国語講習会はその事業の1 つとしての「外国語講座」になりました。
これは法人化することにより、契約や実施事業の責任所在を明確にしたいということと
外国人の相談事業などにも活動を広め社会貢献の場としたいという意図によるものです。
ただし、中国語講習会の運営自体は、従前どおり、各クラス代表による運営委会で企画運営し
会員の総会で決定していくというやり方を続けています。

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